KAJIMA GROUP
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CAD・派遣・転職2019.05.25

CADとはどのようなもの?CADの基礎知識からCADを使った仕事まで徹底解説

建築関連や自動車関連、機械関連の仕事ではよく「CAD」という言葉が出てきます。CADは、現在では、これらの業界以外にもさまざまな分野で欠かせないものになっていますが、いったいどのようなものなのでしょうか。

 

ここでは、CADの基礎知識と、CADを使った仕事であるCADオペレーターについて徹底解説いたします。CADに興味のある方、要注目です。

CADとは何?主な用途や特徴について

まずは、CADとはどのようなものかをご説明しましょう。

 

CADは「Computer Aided Design」の英単語の頭文字からとった略語で「キャド」と読みます。コンピューター支援設計と和訳されることが多いです。

 

従来人の手によって製作されていた設計図を、コンピューターを使用して作図できるようにしたシステム、もしくはソフトのことをCADといいます。

 

1960年代に、アメリカの計算機科学者であるアイバン・サザランド博士によって開発された革命的なインターフェース、「Sketchpad」を基に開発された2D CADの「CADAM」が登場しました。

 

CADAMは当時のアメリカ国防省の全面的支援によって開発され、主に航空機の設計に使用されていました。その後、廉価版が登場し、自動車、機械、建設などの幅広い業種でも使用されるようになり、今日に至っています。

 

CADが普及するまでは設計や製図は紙ベースで手書きによって行われていたわけですが、CADを活用すると手書きよりもはるかにスピーディに作業できるようになりました。手書きでは誤差が生じがちな線の太さなどもCADを利用すれば簡単に均一化できます。

 

図面の修正において、紙では間違って修正ポイントの周囲の線を消すなどのトラブルが付きものでした。その点、CADを利用すれば修正箇所のみをピンポイントに修正することが可能です。加えてCADなら修正履歴も保存できるのも大きなメリットです。

 

また、紙では汚れや破れなどの危険性もありますが、CADを利用すればデータで保存するので、紙よりも管理が楽になります。

 

複数人で共有する場合も、紙ならばコピーして郵送したり、ファックスしたりする必要があり、手間も時間もかかりますが、データであれば離れたところにいるスタッフとも瞬時に共有できるのです。

 

CADのこうした特徴が、さまざまな分野で活用されている理由であるといえるでしょう。

 

「2D CADと3D CAD」「汎用CADと専用CAD」とは?

CADには種類があり、「2D CAD」と「3D CAD」、そして「汎用CAD」と「専用CAD」という種類に分けられます。

 

D CADとは、2次元CADともいわれ、図面を平面で表現するCADのことを指します。線や円弧を使用するもので、従来の紙の図面に相当するものを作成します。

 

D CADは3次元CADとも呼ばれるもので、球や直方体などを使用して建物などを立体的に表現するCADです。完成図などのイメージ把握がしやすく、さまざまな角度から位置関係を確認できるなどのメリットがあります。立体イメージから平面図を自動で作成することも可能です。

 

D CADと比較すると、3D CADは導入コストが高く、高度な操作が要求される傾向にあります。

 

汎用CADと専用CADの違いですが、汎用CADは特定の分野に限定せず、どの分野でも通用するCADで、専用CADは建築や自動車、機械などの各分野に特化した機能を持っているものです。

 

ここで有名なCADソフトをご紹介しておきましょう。

 

広く普及しているものとしてはAutoCADが挙げられます。2D はもちろん、3D にも対応した汎用ソフトです。最初のバージョンは1982年に登場し、現在でも大きなシェアを握っています。

 

AutoCADの販売元であるAutodesk社からは機械に特化したInventor、建築に特化した3D CADRevitも販売されています。Revitは日本の建築業界において非常に大きなシェアを持つソフトです。

 

Revitとシェアを2分しているのがArchiCADでしょう。RevitWindows用なのに対して、ArchiCADMacにも対応しています。

 

VectorWorksは世界初のMacintosh用のCADソフト。Macintoshならではの直感的な操作に特化し、デザイン性の高いものを作る建築家やデザイナーが使用する傾向があるようです。現在ではWindows版も開発されています。

 

フリーソフトであるJw-cadも広く使用される2D 汎用CADですが、建築士が開発したソフトであるため、建築業界で多く活用されているようです。

 

CADオペレーターとはどのような仕事?

CADは誰もが簡単に操作できるわけではなく、専門的な基礎知識がないと操作は困難です。CADに関する専門知識を持ち、CAD操作を専門に行う仕事をCADオペレーターといいます。

 

CADを用いての設計図の作成が主になりますが、そのほかにも修正作業やデータの管理、複製などの業務もあります。

 

細かい作業が多い上に確実な作業が求められるので、丁寧で必要事項を確認しながらしっかりとした作業ができる方、几帳面さがある方がCADオペレーターには向いているでしょう。

 

また、さまざまな情報から図面をイメージできる能力がある方や何もないところから何かを作り上げる、ということにやりがいを見いだせる方なら、より楽しんでCADオペレーターの仕事ができるのではないでしょうか。

 

CADオペレーターに関係する資格としては、CAD利用者試験や建築CAD検定などがあります。自分のできることを証明する手段として、資格を取得しておくのも一つの方法でしょう。

 

CADオペレーターの求人について

CADオペレーターの求人にはさまざまなものがあり、正社員から派遣社員、パートタイマーなど、幅広く募集されています。特に現在は、高度成長期の頃に建てられた建築物の建て替えの時期にあたり、建築分野のCADオペレーターの求人は豊富です。

 

プロジェクトの工程によって必要な人員が変動するので、派遣社員の求人は特に多いといえるでしょう。

 

求人サイトを一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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