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CAD・派遣・転職2019.06.21

3D CADとは?選び方や建設業界で使われる代表的な3D CADをご紹介

近年、建築業界の募集要項でも、3D CADという言葉を見かけることが多くなったのではないでしょうか?

 

今回の記事では、建設業界での3D CADの特徴と普及状況について解説し、新しい技術として注目されているBIMについても詳しく触れていこうと思います。

3D CADの特徴とは

D CADは従来の平面的なCADデータに、高さの情報を入力し、立体的なモデルを作成する為のCADです。

 

D CADを建築業界で導入した場合、施工業者が理解しやすいというだけではなく、建築図面に馴染みのない施主でも、視覚的に完成した建物をイメージしやすいという良い面があります。

 

また、設計者としても、当初から3Dでモデリングする事で、問題点に気づきやすく、効率的に設計作業をすすめる事ができるというメリットがあります。

 

このような事から、現在建設業界に限らず、様々な設計業界で、3D CADが広く普及しており、3D CADのソフトも日々進化を遂げているようです。

 

よく使われる3D CADソフトをご紹介

D CADを導入する時は、まず3D CADを使う目的と必要な機能を明確にする必要があります。

 

また、業務の中で実際に3D CADを使う人員を考え、ライセンスを購入するケースもあるでしょう。

 

D CADソフトの多くは、使える機能によって価格を変えて設定しており、どこまでの機能を必要としているのかによって、導入時のコストが変わってきます。

 

次に設計業界で一般的に普及している3D CADを紹介していきます。

 

Autocad

 

Autocadは、「建築・土木」に限らず「機械」「電気・設備」など、様々な設計業界で広く普及している3D CADで、現在世界シェアナンバー1の3D CADです。

 

幅広い設計分野で使われているCADなので、機能によってライセンスの種類も豊富に用意されています。必要な部分だけを導入することになります。

 

現在、買い切りの永久ライセンスの販売はしておらず、「一ヶ月」「一年」「三年」の中から期間を選択し、ライセンスを購入することになります。

 

Autocadで建築図面を書くための基本的なセットの価格は、一ヶ月25,920円〜、一年465,480円〜、三年1,257,120円〜、となっています。

 

Vectorworks

 

Vectorworksは、建築デザイン業界やインテリアデザイン業界や造園業界などで使われる、建築デザイン系の汎用3D CADです。

 

Autocadでは線で図面を作成していくのに対し、Vectorworksでは面によって図面を作図していくという特徴があります。

 

価格については、PCごとに価格を管理するスタンドアロン版と、サーバーでライセンスを管理するサイトプロテクションネットワーク版によって、異なる価格が設定されています。

 

スタンドアロン版は、1ライセンス305,000円〜、サイトプロテクションネットワーク版は、基本パッケージの2ライセンス付きのもので、610,000円〜、販売されています。

 

複数のライセンスが必要な場合は、サイトプロテクション版で、まとめてライセンスを購入するのがお得なようです。

 

Sketchup

 

Sketchupは、アメリカのベンチャー企業、Trimbleによって販売されている建築系の3D CADです。

 

2012年にTrimbleが買収するまでは、あのGoogleSketchupの権利を持っており、なんと無料で公開していた時期もあったようです。

 

現在は有料化されており、方向性としては簡易的なBIMモデリングソフトへと舵を切った感じがあります。

 

価格の設定は、業務用途で一年間119ドル〜となっており、現在でも個人用途であれば機能制限はありますが、無料のライセンスが公開されています。

 

Rhinoceros

 

Rhinocerosは「建築部材設計」をはじめ、「金型設計」「機械設計」「宝飾デザイン」「建築デザイン」といった幅広い世界で使われている3D CADソフトです。

 

自由曲面を使い設計するので、複雑なデザイン性を持った製品などを表現する事に長けている3D CADソフトと言えるでしょう。

 

価格は、Windowsの商用版が155,520円〜販売されています。Macにも対応していますが、最新バージョンとなるRhino6については、現在のところWindows版のみの販売となっているようです。

 

BIMが業界に新しい風を巻き起こす

BIMとは3D CADのデータに、部品や部材の「コスト」や「管理」の情報や「メーカー・品番」といった情報を付加する事ができるシステムです。

 

建築分野のBIMでは、構造設計や設備設計や仕上げなどの情報なども、付加する事ができるようになっており、設計初期の段階で、意匠・構造・設備・コストといった、多方面から理想的な建物を計画していく事が可能です。

 

従来の3D CADでは、2次元CADデータから3Dをモデリングするというワークフローが一般的でした。

 

しかし、BIMモデリングでは、最初から3Dデータとして作図されるので、元となる3Dのデータを修正すると、連動して「立面図」「展開図」「建具表」「面積表」といった2次元データに、自動で修正が反映されるようになっています。

このようにBIMモデリングでは、図面を修正する手間を大幅に少なくすることができます。

 

BIM対応の3D CADとしては、「ArchiCAD」「Revit」「Rebro」などが挙げられ、ソフトウェアによっては体験版もありますので、実際に触れてBIMの利便性を体験してみると良いでしょう。

 

現在、ゼネコンや設計事務所の、6割以上の会社でBIMの社内教育を実施しており、BIMの導入を検討している会社と合計すると、8割以上の企業がBIMに興味を示しているというデータがあります。

 

働き方改革などが言われ、労働時間の長さが問題となっている昨今の建設業界で、BIM技術は益々広がっていく事が予想されています。

本コラムに掲載の内容は、2019年06月21日時点に確認した内容に基づいたもので、実際の内容と異なる場合がございます。予めご了承ください。
また、当記事は株式会社ワザモノによって制作しております。掲載内容に不備がありましたら、こちらまでお問い合わせください。
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